(貴金属市場)
4日の白金標準は続伸。白金標準の中心限月6月限は前日比69円高の4209円。
夜間立会の白金標準の中心限月は、序盤に4121円まで反落する動きとなったが、その後はNY白金の上昇によって4202円まで続伸した。NY白金は、為替のドル高基調によって900.5ドルまで売り込まれた後に、為替がドル安に反転するとNY白金は924.3ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからは、為替のドル安の一巡によりNY白金は920ドル割れまで上げ幅を縮小した。日中立会は、為替の円高方向の動きによって白金標準は4184円まで上げ幅を縮小したが、その後、為替の円安方向の戻りとNY白金の堅調地合いから白金標準は4209円まで上げ幅を拡大した。
日中のNY白金は924.0ドルまで続伸している。今晩は米国のが祝日のため、NY白金は短縮での電子取引のみとなり、薄商いの中で様子見の展開が想定される。白金標準は、4200円台まで上昇する動きとなっているが、米国の金融市場の休場によって白金標準もレンジでの動きになると見たい。
白金標準の日足チャート
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