金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
「金標準 金標準はパウエル議長の議会証言に注目」
金標準は前日比77円安の8811円近辺で推移しています。
6月19日に高値8915円を示現しましたが、その後は上値の重い展開が続いています。
現状、25日EMAがサポート役として機能するカタチとなっていますが、この水準を維持できるかが注目されます。
本日、日本時間午後11時からパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で議会証言を行います。
7月のFOMCで利上げを再開するかどうかの判断は、先日のパウエル議長の記者会見で繰り返し述べていた通り、今後の経済データ次第ですが、今回の議会証言で追加利上げを示唆する発言が出るようなら、米ドルが買われる展開も想定されるため、今晩の議会証言に世界の市場関係者の注目が集まっています。
ドットチャートでは、FOMCメンバーによる2023年末時点でのFF金利予想中央値は5.625%となっており、現行の5.25%を考慮すると、あと0.375%の利上げも考えられます。
仮に、1回の利上げ幅を0.25%とするなら年内あと2回の利上げの可能性も残っています。
(15:00執筆)
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
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