フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

日経225は放れたら大きな動きになりそう!

2023.03.01

 

★日経225のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、±3σのバンド幅が縮小するスクイーズが強まっている。相場では、縮小した後には±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションとなる上下放れの相場展開になりやすい。上下どちらに放れるか分かれば苦労しない。ただ、分からないことから、そのヒントを探すことになる。

21日SMA(黒線、27,500円)との関係では、レジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。

一方、下値では一目均衡表の雲上限がサポートとして意識され下支えしている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを上抜けして、両線とも上向きになっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。

現状では、明確に上下どちらに放れるかとの材料不足となっている。

そのため、プラス3σの27,917円を上抜けするか、それともマイナス3σの27,082円を下抜けるかを確認して、エクスパンションの動きになるまで様子見の状態である。

長い期間もみ合い相場が続けば続くほど、上下に放れると大きな動きになりやすいので放れについていく順張り戦略が良さそうである。

ところで、1995年以降の月足で陽線を勝ち、陰線を負けとした場合は、15勝13敗で陽線の出現がやや上回っている。2012年から2016年は陽線が5年間続き、2017年から2021年は陰線が5年続いた。また、2022年は陽線だった。

  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP