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ドル/円は円安へトレンド転換したのか?

2023.02.06

 

★ドル/円の日足では、21日SMA(黒線)が昨年12月からレジスタンスとして意識され押し戻される展開が続いていた。しかし、先週末の良好な米1月雇用統計やISM非製造業景況指数が予想を大幅に上回る強い結果を受けて、米FRBによる利上げ長期化懸念を受けドル買いが強まり上抜けする展開になった。

ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)でも、21日SMAを上抜けると一旦プラス1σがレジスタンスとして意識されていた。しかし、日経新聞は『政府が日銀の黒田総裁の後任人事について雨宮副総裁に就任を打診したことがわかったと報じた。』と伝わると、黒田路線の継続思惑から円売りが一時強まり、プラス1σを上抜ける展開になった。

ただ、プラス2σの132.62円がレジスタスとして意識され、円売りも一服している。

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DとSlow%Dは上向きになっており、上向きバイアスは強い。そのため、円安基調は継続している。

プラス3σの133.96円近辺では、一目均衡表の雲下限もレジスタンスとして意識されることで、上値が重くなる。

そのため、短期的な上値目途は133円後半が意識される。

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