★ドル/円の日足で12日EMA(赤線)と26日EMA(青線)では、22年11月初旬に両EMAを下抜けすると、レジスタンスとして意識され上値を抑えられる展開が続いている。
現在も12日EMAを挟んでもみ合い相場となっている一方、上値では26日EMAがレジスタンスとして意識される展開になっている。そのため、ロウソク足が26日EMAを上抜け、さらに12日EMAも上向きになるようなら、上昇トレンドの転換点になりやすい。
指数平滑移動平均線と同様の日数を使ったMACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下方でもみ合い相場となった後、MACDとシグナルが緩やかに上向きになっている。相場的には緩やかな戻り基調となっている。
日本時間の2日早朝の米FOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見で上下に振れる展開の可能性が大きい。
そのため、26日EMAを上抜けして12日EMAが上向きになるのか、それとも今まで通り26日EMAがレジスタンスとして意識され押し戻されるのかが最大の焦点になる。