★くりっく株365の日経225のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、±3σのバンド幅が縮小した後に拡張するエクスパンションの様相となっている。そのため強い上昇基調が継続していることになる。また、雲のネジレから雲上抜きとなってきており、上昇の勢いが強いことを示している。
一方、ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:95.10、Slow%D:88.69%と買われ過ぎ過熱感が出ている。ただ、両線とも上向きを維持していることから、上昇バイアスが強いことを示している。モメンタム系のオシレーターでは、トレンドが継続すると買われ過ぎ・売られ過ぎが継続するダマシとなりやすい。そのため、現在上昇トレンドが継続していることから、高水準での横ばい貼り付けとなりやすいことは留意する必要がある。
雲上抜けしたことから、マイナス3σが横ばいから内側に入ってくるまでは、上値トライの動きになりやすい。
ここで重要なことは一気にプラス3σの27,927円まで上昇するようなら、その後は利食い売りなどにより上値が重くなる可能性がある。一方で、プラス2σがサポートとなってじり高が継続するようなら、22年12月13日高値28,285円近辺が上値目途として意識される。
短期的には戻り基調の勢いが強いことから、売り目線より順張り買い目線の方が有利のように見える。