★くりっく株365の日経225の中期トレンドを示す週足では、22年3月11日週安値24,625円を起点として、22年10月7日週安値25,684円を結んだトレンドライン(S1)と心理的節目となる26,000円がサポートとして意識され下げ渋る展開が続いた。そして、底堅い展開から先週は反転して終了した。
ただし、ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線が下向きになっており、下押しバイアスが強いことを示している。
今週の焦点は、上値にある13週SMA(赤線)27,208.8円、26週SMA(青線)27,396.2円、52週SMA(緑線)27,190.3円が非常に強いレジスタンスとして意識される。上抜け出来るようなら21年9月17日週高値30,804円を起点として22年8月19日週高値29,191円を結んだR1が強いレジスタンスとして意識される。
過去の経験則から、3本のSMAを上抜けしてから2~3週間は強い動きになるが、その後は再び下落基調になりやすい。
まずは、3本のSMAを上抜け出来るか、それとも上値を抑えられるかが最初のチャンスである。その後、上抜けするようなら、順張りでの買い戦略となりそうである。その後のR1近辺での動きを確認して反落ポイントを探す展開になる。
ただ、下値の26,000円のサポートも根強いことや、200週SMAもサポートとして意識されることで、下値目途になりやすい。