★日経225の日足では、昨日は日銀金融政策決定会合の結果を受け25日SMA(青線)を勢いよく上抜けした。しかし、前日の米国主要株価三指数が大幅に下落したことで、寄り付きから下落基調となり、再び25日SMAの26,557.65円を下抜ける展開になって、昨日の上抜けはダマシとなった。
さらに、昨日はちょうど逆三尊底のネックラインとなる1月12日高値26,547.61円を上抜けしたことで、上値追いの期待が高まったが残念ながら不発に終わってしまった。
ただ、5日SMA(赤線)が緩やかに上向きを維持しているほか、モメンタム(パラメータ:10、5)では、モメンタム(赤線)は上向きを維持していることから、上昇の勢いは継続している。今後横ばいから下向きになるようなら、上値追いの勢いが鈍化したことを示す。また、モメンタムの5日SMA(青線)が上向きになっていることで、戻り期待も残っている。
モメンタム及び5日SMAが下向きなるようなら、下値模索の動きになりやすい。
日経225においては、戻りの勢いが完全に削がれたわけではない。そのため、再びネックラインと25日SMAの回復が見られるか現状は様子見としたい。
上値では、昨日高値26,816.68円を上抜け出来るようなら再び戻り基調が強まる一方で、下押しトライになった場合は一旦5日SMAがサポートとして意識されやすい。