ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21日、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、21日SMA(黒線)とバンドが右肩下がりの下落基調が継続している。また、一目均衡表の雲も上限も徐々に上値を切り下げる下落基調が続いている。
そして、上値では12月13日以降21日SMAがレジスタンスとして意識されており、戻り上値として意識される。現在21日SMAは131.47円付近に位置している。
直近の±3σがわずかに外側に開いていることで、上下に大きく振れる兆しになるかもしれない。
戻り上値が21日SMAの131.47円なら、下値目途はマイナス2σの127.62円や、マイナス3σの125.70円近辺が意識されやすい。
ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)は、やや売られ過ぎ過熱感は出ているものの、%DとSlow%Dの両線は下向きになっており、下押しバイアスが強いことを示している。
相場の方向性は下向きが強くなっている。そのため、円急騰による円高進行には注意が必要となる。一方で、円売り基調が強まった場合は、21日SMAを上抜け出来るかが焦点となるので、注視する必要がある。
本日は一時的に下抜けしたとしても、125.70円が意識される一方で、上値では21日SMAのレンジとなりそうである。