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ドル/円の17-34ヵ月SMAからみる長期トレンドの節目!

2023.01.17

 

★ドル/円の長期トレンドである月足で、17カ月SMA(赤線)34カ月SMA(青線)からみる相場動向を探る。

2005年以降のドル/円相場では、下落時には17カ月SMAがレジスタンスとして意識される一方で、上昇時には17カ月SMAがサポートとして意識される展開が続いてきた。

しかし、2017年から2020年までは両SMAを挟んでもみ合い相場が続いた。

2021年からは再び17カ月SMAを上抜け上昇基調が強まる動きとなり円安基調が加速した。

ただ、22年10月の151.94円が円安のピークとなり下落基調となった。

現在は17カ月SMAの127.22円や2015年6月高値125.85円がサポートとして意識され、下げ止まる展開になっている。

今後、この17カ月SMAを明確に下抜けするのか、それとも反転に向かうのかが相場焦点になっている。

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、買われすぎ高水準から%DとSlow%Dがかい離幅を広げて両線とも下向きになっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。

明確に下抜けすると、長期的な円高基調への転換となりやすいことには注意が必要だ。

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