★くりっく365の日経225の中期トレンドを示す週足では、相場の節目にあることから様子をみたい。
3月11日週安値の24,625円を起点として10月7日週安値の25,684円を結んだトレンドライン(S1)と心理的節目となる26,000円の指示線近辺での動きとなっている。そのため、節目となるS1や26,000円ラインを維持して反発するのか、それとも明確に下抜けしてしまうかを確認する必要がある。
前週に下支えサポートとして意識されていた赤線の13週SMA、青線の26週SMA、緑線の52週SMAを下抜けしたことで、下支えがなくなり急落場面となった。しかし、S1や26,000円ラインが下支えサポートとして意識され下げ止まる展開になった。また、過去においても26,000円ラインを一旦下抜けしても、下ひげで実体は26,000円を回復する展開となり、押し目買いが入っていることを示している。
先行き相場での大きな節目にあることから、この場面ではじっくり様子見をみてサポートラインで反転するのか、それとも下抜けなのかを確認する必要がある。
ただし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)の%DとSlow%Dの両線がかい離幅を広げて両線とも下向きになっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。