★くりっく株365の日経225の中期トレンドを示す週足では、前週に13週SMA(赤線)、26週SMA(青線)、52週SMA(緑線)を一気に下抜ける展開となった。しかし、22年3月11日週の安値24,625円を起点として、22年10月7日週の安値25,684円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識されると下げ止まり、今週は反発する展開となっている。
各SMAは横ばいになっており、上下変動幅の大きいもみ合い相場の展開になっている。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
S1から反転が継続するようなら、13週SMAや52週SMAが位置する27,300円台が上値目処として意識される。
一方、S1を下抜けるようなら、下値切り下げとなり10月7日週安値や3月11日安値が意識される。また、重要なサポートとして意識されるのが200週SMA(紫線)25,344円となる。
現状中期トレンドはレンジ相場での反転戻り場面となっているが、ストキャスティクスでは強い下押しバイアスとなっていることで相場反転には注意が必要となる。
日足では5日SMAを上抜けしたきたことで、短期的には戻り基調となっている。