★くりっく株365のNASDAQ100の中期トレンドを示す週足では、2020年3月27日週安値6,772円と21年11月26日高値16,765円を結んだフィボナッチ・リトレースメントから分析する。また、22年4月1日高値15,280円を起点として同年8月19日高値13,704円を結んだトレンドライン(R1)と22年10月14日安値10,419円を起点として同年11月4日週安値10,584円を結んだトレンドライン(S1)では、三角持ち合いの様相となっている。
現在高値から上値を切り下げる下落基調となっている。一旦50.0%押しの11,769円を下抜けしたものの、61.8%押しの10,589円がサポートとして意識され反発した。しかし、一転して50.0%がレジスタンスとして意識され明確に上値抜け出来なかったことで、上値の重さに再び下落基調が強まってきている。
ただ、下値ではS1が位置しておりサポートになるかが注視される。S1を下抜けすると三角持ち合い下抜けの動きになることから、下放れする可能性もある。下値では再び61.8%が意識されるが、三角持ち合いからの下放れとなることから、下抜ける可能性が高まる。次に下値目処は心理的節目となる10,000円や76.4%押しの9,130円が意識される。
200週SMA(黒線)も下抜けしてきており、下押しバイアスが強まっている。