★くりっく株365のNASDAQ100の長期トレンドを示す月足では、上昇・下落時にはSMAが抵抗体となりやすい。
2022年2月に12ヵ月SMA（赤線）を下抜けると、一転して同SMAがレジスタンスとして意識された。そして、下値では24ヵ月（青線）がサポートとして意識される展開だった。ただ、2022年5月に24ヵ月SMAを下抜けると、一転して同SMAがレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になった。そして、60カ月SMA（緑線）がサポートして意識され反転する展開になっている。
ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、売られ過ぎ過熱感は出ているものの、低水準で横ばいになっており、反発の兆しは出ていない。モメンタム系オシレータでは、トレンドが発生している時は上下で張り付く動きになりやすく、安易な売買には注意が必要となる。
上値では下向きの12ヵ月SMAが26カ月SMAを下抜けるデッドクロスしている。そのため、12カ月SMAの12,708円近辺が一旦の戻り上値目処として意識される。
一方、下値では60カ月SMAの10,465円が一旦の下値目処として意識される。
しばらくは12ヵ月SMAと60カ月SMAの10,465-12,707円のレンジ相場となりやすい。
上下の抵抗体をどちらに放れるかが、長期的トレンド発生の注目点になる。
