★ドル/円の日足では、上値・下値を切り下げるじり安が継続している。ドル/円は140円近辺でもみ合いながら一時持ち直す動きになったものの、75日SAM(緑線)と100日SMA(黒線)に上値が抑えられたことで、下落基調が継続した。ただ、緩やかに上向きに200日SMA(紫線)まで下落すると、サポートとして意識され下げ止まる展開になっている。
モメンタム(パラメータ:10、5)では、モメンタムの5日SMA(青線)は緩やかに上向きになっており、戻り基調となっている。そのため、200日SMAに支えられながら、下値を徐々に切り上げつつ戻り基調となっている。
上値では下向きの25日SMA(青線)138.30円付近や10月21日高値151.94円を起点として11月4日高値148.40円を結んだトレンドラインのR1が上値目処として意識される。
一方、下値では緩やかに上向きの260日SMA(茶線)の130.65円付近がサポートとして意識される。
現状は200日SMAがサポートとして意識されている一方で、下向きの5日SMA(赤線)136.42円の下方に位置していることから、短期的には下押しバイアスも残っている。そのため、200日SMAを下抜けるのか、5日SMAを上抜けるのかを確認したうえでの取引になる。