★くりっく株365のNASDAQ100の中期トレンドを示す週足では、上値を切り下げる一方で、下値を切り下げる三角持ち合いの様相となっている。そのため、上下どちらかに放れると大きな動きになりやすい。
ただ、上値では26週SMA(青線)で4週上値が抑えられており、強いレジスタンスとして意識されている。下値では、緩やかに下向きの13週SMA(赤線)と緩やかに上向きの200週SMA(紫線)でサポートとして意識されている。そのため、レンジ相場でもみ合いが続いている。
ただし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%DとSlow%Dの両線は上向きを維持していることから、上向きバイアスが続いている。
この場合、%DとSlow%Dが上向きが続いているうちはサポート近辺で押し目買いとなり、26週SMA近辺で利食い売り確定の戦略となる。
しかし、下落基調が強まり13週SMAと200週SMAを下抜けるようなら、レンジ下放れの可能性が高まる。そのため、S1を下抜けるようなら下落基調が強まることから、買いポジションは手仕舞いとなる。%DがSlow%Dを下抜けするようなら、売りポジションの構築タイミングとなる。
もみ合い相場の期間が長くなってきたことから、上下に放れるとやや大きな動きになりやすいでの、注意が必要となる。