★くりっく株365のNYダウ日足では、22年4月下旬から5月上旬にかけて34,200円台でもみ合いとなった後、下落基調となった。また、8月16日高値34,260円が天井となり、上抜け出来ずにその後は下落調整となった。
再び34,200円台視界に入っているが、11月23日からレジスタンスとして意識され上値が重くなっている。
ただ、ロウソク足は上向きの10日SMA(赤線)の上方に位置していることから、上昇基調は継続している。また、25日SMA(青線)や75日SMA(緑線)も緩やかに上向きを維持していることで、上昇基調は継続している。
一方、モメンタム(パラメータ:10、5)では、価格は上昇しているにも関わらず、モメンタム(赤線)と5日SMA(青線)は下向きになっており、弱気のダイバージェンスの発生により先行き下押しシグナルとなっている。
このことから、今回も34,200円台が上値目処として意識されるのか、それとも上抜けして上昇基調が継続するのか相場の節目にある。
上値が重くなり下落調整局面になると、下値では10日SMAの33,770円、上向きの25日SMAの32,999円が下値目処として意識される。一方、34,260円を上抜け出来るようなら、相場の節目となる35,000円や4月21日高値35,504円が上値目処として意識される。
現在相場の節目にあることから、慎重姿勢で見ていきたい。