★銅金レシオ(CGレシオ:赤線)は、新債券王のジェフリー・ガンドラック氏が以前、金利の先行きを示す指標として注目していると述べたことから有名になった指標である。
CGレシオの計算式=銅先物価格÷金先物価格
※CGレシオは、銅先物価格『ロンドン金属取引所(LME)の銅価格(3ヵ月物)』と、金先物価格『NY金先物』が最もよく使われている。
CGレシオが、上昇すれば世界景気回復、低下すれば世界景気減速を表す指標である。そして、日経平均株価(青線)とは正の相関がある。日本株は世界の景気敏感株と呼ばれているほど、世界景気の影響を受けやすいので、CGレシオの上昇は日本株にとって上昇要因となりやすく、低下すれば日本株にとって下落要因となりやすい傾向がある。
直近のCGレシオと日経平均株価は上下に振られながらも右肩上がりの上昇基調となっており、正の相関で動いていることが分かる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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