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くりっく株365のNASDAQ100週足では足踏み状態!

2022.11.15

 

★くりっく株365のNASDAQ100の中期トレンドを示す週足では、21年12月31日週高値16,607円を起点として22年4月1日週高値15,280円を結んだトレンドライン(R1)とほぼ横ばいの26週SMA(青線)の11,992円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。

一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっていることで、戻り基調は継続している。

NASDAQ100はPERが24.56倍とNYダウの19.72やS&P500指数の18.99倍に比べて高いことから、米長期金利が上昇すると債券と株価の益利回りに対するイールドスプレッドが縮小することで、割高感が強まることになり上値を抑える展開になりやすい。

先週末終値時点でのイールドスプレッドは『米10年債利回り3.856%-NASDAQ100益利回り4.072%=▲0.216%まで縮小しており割高感が強い。そのため、リスクの大きい株価を上って無リスクの米国債を買う動きにつながりやすい。

R1と26週SMAを上抜け出来るようなら、下向きの52週SMAの13,200円台近辺が上値目処として意識される。さらに、直近高値の8月19日の13,704円を上抜けるようなら、上値切り上げとなり、トレンド転換の動きになりやすい。

一方、上値の重さが意識されると、下向きの13週SMA(赤線)の11,569円200週SAM(紫線)の11,347円10月14日週の安値10,419円が意識される。

現在、相場の節目にあることから、レジスタンスを上抜け出来るのか、それとも押し戻されるのかを探る展開となっている。

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