★くりっく株365の日経225の中期トレンドを示す週足では、緩やかに下向きの13週(赤線)27,505円と52週SMA(緑線)27,499円をジワリと上抜けしてきた。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も低水準で%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになってきたことで、戻り基調は継続している。
明確に上放れするようなら、9月17日週高値30,804円を起点として8月19日週高値29,191円を結んだトレンドライン(R1)が次の上値目処として意識される。また、8月19日週高値の29,191円も上値目処として意識される。
一方、上抜けがダマシとなり下押しするようなら26週SMAの27,324円が下値目処として意識される。下げ止まらずに下抜けするようなら、3月11日安値24,625円を起点として10月7日安値25,684円を結んだトレンドライン(S1)が下値目処として意識される。
明日の日本時間早朝3時にFOMCの結果発表があり、市場予想では政策金利を75bpの利上げが決まるとの見込みとなっている。市場の注目点は30分後のパウエル議長の会見内容で、12月のFOMC会合でインフレ見通しなどを考慮して利上げ幅を50bpにする可能性を示唆するかが市場の注目点になっている。
ハト派的な内容になると米国主要株価3指数も好感され上昇基調が強まる可能性がある一方で、引き続きタカ派的な内容ならば、戻り基調が強かっただけに失望感から売りに押される可能性がある。