★くりっく株365のNASDAQ100の日足では、5日SMA(赤線)に支えられていたが維持出来ず下抜けする展開になった。そして、25日SMA(青線)の11,195円がサポートとして意識されていたが、下抜ける動きになってきた。また、5日SMAも下向きに転換してきている。
一方、モメンタム(パラメータ:10、5)では、モメンタム(赤線)は下向きから上向きになってきた。ただ、5日SMA(青線)は緩やかに上向きを維持している。そのため、一時的な下落となるダマシとなり、反転する可能性もあるので注意が必要である。5日SMAが下向きになるようなら、下押しバイアスが強まったことを示す。
決算が好感されたキャタピラー、マクドナルド、ハネウェルが3-7%上昇したことで、NYダウは194.17ドル高(+0.61%)と5日続伸した。一方、弱い第4四半期見通しなどが嫌気されたメタ・プラットフォームズが24.6%安と急落し、引け後に決算発表を控えたアップルやアマゾン・ドット・コムも3-4%下落したことで、ハイテク株主体のナスダック総合が1.63%安と2日続落した。決算内容によっての動きが強まっており、さえないハイテク関連企業の決算を嫌気した売りが入りやすい。
決算結果に振れる展開が強まっていることから、NY市場では全般的にボラティリティが高まっている。
また来週は、米FOMC、ISM製造業景気指数や週末には米10月雇用統計が公表されるなど、重要イベントを控えている。
そのため、全般的に週末ということもあり、利益確定売りが出やすい。