★くりっく株365NASDAQ100の週足では、今週に入り明確に200週SMA（紫線）の11,274円を回復した。
また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、低水準で％DがSlow％Dを上抜けしたものの、Slow％Dが下向き継続していることから、上向きになるかがポイントになる。
上値では下向きの13週SMA（赤線）12,000円や26週SMA（青線）12,092円のほか、21年12月31日週高値16,607円を起点として22年4月1日高値15,280円を結んだトレンドライン（R1）が当面の上値目処として意識される。現在NASDAQ100は上値・下値を切り下げる展開になっており、下落基調が継続している。そのため、22年8月19日高値の13,704円を上抜けるまではトレンドは継続する。
一方で、200週SMAの11,274円が一転してサポートとして意識され下支えするかが焦点になる。
米長期金利の低下基調が続いていることが好感され買い戻しが入っているものの、米FRBの金融引き締め継続により、一時的な買い戻しの動きになっている可能性が高い。そのため、200週SMAを維持出来るかがポイントになる。高PERのハイテク関連株が多いNASDAQ100は、米長期金利の動向に振れやすいの注意。
