★ドル/円の日足では、5日SMA(赤線)は緩やかに低下基調となり、レジスタンスとして意識される展開になっている。ただ、下値では緩やかに上向きの10日SMA(黄線)がサポートとして意識され下支えしている。その他の中長期SMAは緩やかに上向きを維持しており、中長期トレンドは円安基調が続いていることを示している。
一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることから、短期的には下落調整的な動きになっている。
政府・日銀は9月22日に24年ぶりに円買い・ドル売りの市場介入に踏み切った。その後も『覆面介入』を実施していると市場の見方は一致している。
市場介入時に下げ止まるポイントが重要となる。
その一つに25日SMA(青線)を少し下抜けした位置で下げ止まっている。
下げ止まる位置の目安が付けばドルの押し目買いが入れやすい。
一目均衡表の日足では、基準線近辺で下げ止まっている。
次回の市場介入時には25日SMAや基準線を意識して見ていくことがポイントになる。