★先週末の日経225は853円高と急伸したものの、米国主要三指数が週末は下落調整となったことで、週明けの日経225も上値の重い展開が予想される。
また日経225の週足では、21年9月17日週の高値30,795.78円を起点として22年6月10日週高値28,389.75円を結んだトレンドライン(R1)と26週SMA(青線)の27,266.51円がレジスタンスとして意識され上値の重しになる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線が下向きになっており、下押しバイアスが強いことを示している。
下値目処は22年3月11日週の安値24,681.74円を起点として22年6月24日週の安値25,520.23円を結んだトレンドライン(S1)や22年6月24日週安値25,520.23円が意識される。さらに、200週SMA(紫線)24,929.51円がサポートラインとしての重要なポイントになりやすい。
22年6月24日の安値を下抜けると安値切り下げとなり、下落トレンド転換となりやすい。
大証の日経225先物の12月限は▲480円安の26,570円と大幅下落して終了している。また、ドル/円相場でも148円台半ばまで円安基調が進んでいることから、政府・日銀の為替介入への警戒心も強く、リスク回避の動きになりやすい。
ただ、週明けNYダウ先物は50ドル程度のプラス推移しており、過度なリスク回避の動きにはなっていない。