★くりっく株365のNYダウの週足では、9月30日週に200週SMA(紫線)の29,830円を下抜けると、一転してレジスタンスとして意識され上値を抑える展開が続ている。
また、13週SMA(赤線)、26週SMA(青線)、52週SMA(緑線)の全てが下向きとなっており、中期的にも下落トレンドが継続していることを示している。
そして、徐々に上値・下値を切り下げる展開になっており、20年10月30日週安値の26,090円が視界に入ってきている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られすぎ過熱感が出ているものの、%DとSlow%Dの両線は下向きになっており、下落トレンドが継続していることを示している。モメンタム系オシレータは、トレンドが発生しているときには売られすぎシグナルを連続点灯するというダマシが発生しやすいので、注意が必要となる。
現状は、やや売られ過ぎ過熱感はあるものの、200週SAMに上値を抑えられる展開に上値の重さが意識される展開になっている。200週SMAを明確に上抜け回復出来るかが今後の焦点になるが、一方で上値の重さが意識され下押しの展開も予想される。