★日経225の中期トレンドを示す週足では、26週SMA(青線)の27,261.84円を上抜け出来るかが注目される。また、21年9月17日週高値30,795.78円を起点として22年6月10日週高値28,389.75円を結んだトレンドライン(R1)もレジスタンスとして意識される。
このレジスタンスを上抜けしても、13週SMA(赤線)27,716.60円や52週SMA(緑線)27,619.90円も上値目処として意識されやすく、27,000円台では上値が重くなりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線は下向きになっており、下押しバイアスが残っている。ただ、このところの戻りから、%Dの下落の勢いは鈍化してきている。
一方で、再び21年3月11日週安値の24,681.74円を起点として22年6月24日安値の25,520.23円を結んだトレンドライン(S1)を再び下抜けするようなら戻り上値の重さが意識され、200週SMA(紫線)の24,901.83円への下値トライとなりやすい。ただ、6月24日週の安値を下回っていないことから、下値切り上げの状況となっている。