★NYダウの週足で20年3月27日週安値18,213.65ドルと22年1月7日週高値36,952.65ドルをフィボナッチリトレースメントで分析する。
前週に38.2%押しの29,794.35ドルを下抜けしたことで、下落基調が強まった。しかし、週明けとなる3日には買い戻しが入り大幅に反発した。ただ、38.2%押しがレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
13週SMA(紫線)、26週SMA(緑線)、52週SMA(青線)の全てで下向きになっていることや、上から52週SMA⇒26週SMA⇒13週SMAの順番に並んでいることから、下落トレンドが継続していることになり、戻り売り目線が継続している。
38.2%押しを回復出来ずに下押しするようなら、50.0%押しの27,583.15ドルの下値目処として非常に重要なポイントになる。
一方で、38.2%押しを早々に回復するようなら、再び戻り基調が強まり13週SMAの31,591.29ドルや26週SMAの31,908.26ドル、23.6%押しの530.25ドルが上値目処して意識される。
基本的には上値切り下げ・下値切り下げる展開になっており、上下に振れながらも戻り上値の重い展開になっている。
38.2%押しのラインの攻防となっており、注目されるところである。