★日経225の日足にボリンジャーバンド(パラメータ:20、±2σ)とストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)を使って値動きの動向を分析する。
値動きの特徴として、±2σのバンドまで上昇・低下している際に、ストキャスティクスが買われ過ぎ・売られ過ぎから反転した時が売買タイミングになることが多い。
今回の動向でも、9月7日にマイナス2σのバンド近辺まで低下した一方で、ストキャスティクスの%DとSlow%Dも売られ過ぎまで低下していた。今までのパターン同様に本日は寄り付きから反転する展開になっている。
そして、翌8日は日経225は反転する展開になり、ストキャスティクスでも%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっており、戻り基調を示している。
週末には、20日SMAの28,297.59円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。そのため、20日SMAを明確に上抜け出来るかが焦点になる。
週末米国主要3指数が上昇したこともあり、日経225もSQ明けということもあり上値を試す展開になりやすい。ただ、外国為替市場では142円台前半まで円高基調となっていることで、上値を抑える可能性もあり寄り付き後の値動きが注視される。