★日経225の中期トレンドを示す週足では、8月19日週の高値29,222.77円がピークとなり、下落調整局面になっている。ただ、21年9月17日週高値30,795.78円を起点として6月10日週高値28,389.75円を結んだトレンドライン(R2)と52週SMA(緑線)の27,862.14円がサポートとして意識され下げ止まる展開になっている。
13週SMA(赤線)と26週SMA(青線)も上向きになっており、上昇基調は継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ高水準で横ばいとなっており、方向性のない動きとなっている。ただ、%DがSlow%Dをわずかに下抜けてきており、調整下落的な動きになっている。
現状は、下落調整的な動きにはなっているものの、R2と52週SMAに支えられていることで、押し目買い狙いとなっている。ただ、これらの抵抗線や13週SMAと26週SMAを下抜けるようなら、更なる調整局面となりやすい。
基本的には22年3月11日週安値24,681.74円を起点として22年6月24日週安値25,520.233円を結んだトレンドライン(S1)を下抜けるようなら、下落トレンド入りしたことが意識される。