★南アでは、白金(プラチナ)生産は世界ダントツ1位である。世界の総供給量の約70%超を占めている。そのため、白金価格の変動が南アランドに対する影響も軽微ではない。
南アランド/円(赤線)の変動と白金標準先物(青線)とNY白金(緑線)の価格変動に相関性があることが分かる。
日米白金価格が上昇している際は、南アランド/円も上昇しやすい一方で、日米白金価格が下落すると南アランド/円も下落しやすい動きになっている。
日米白金とも8月12日が高値になると、下落調整する動きにつながっている。そのため、南アランド/円も上値が重い展開となっている。
南アランド/円を取引する際には、日米白金価格が下落から反転するタイミングを買い場としたい。現状は下落調整となっていることから、南アランド買いも様子見をしたいところである。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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