★2021年12月31日を100%としてNYダウ(赤線):90.30%、S&P500 (青線):87.18%、NASDAQ総合(緑線):80.97%、日経225(黒破線):97.14%でのパフォーマンスでは全指数とも100%割れとなっており年初から軟調な展開が続いている。
ただ、6月中旬が底値となり、その後は米国主要3指数と日経225が上値・下値を切り上げる戻り基調となっている。
その中、高PERのNASDAQ総合は6月16日には年初から31.95%下落する厳しい状況となっていたが、19.03%の下落まで戻り基調となっている。一方で、日経225は年初から2.86%の下落となっており、米国株指数よりも下落率は軽微となっている。
米国株式市場は、利上げを織り込みながらの戻り基調となっている。
ただ、今週に入ってからは、米FRBメンバーの複数の要人がタカ派発言をしており、市場にあったFRBが利上げペースを緩めるとの見方が後退してきており、先行きの米国株への影響は不透明
今後も米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが継続する中、NASDAQ総合の下落加速には注意が必要となりそうだ。