フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

ドル/円の日足では雲上限で下げ止まるか?

2022.08.01

 

★ドル/円の一目均衡表の日足では、転換線(赤線)がサポートとして意識され円安基調が継続していた。ただ、7月22日に転換線を下抜け、7月25日には基準線(青線)を下抜けると、一転レジスタンスとして意識され上値を抑える展開になった。上値の重さが意識されると、下落基調が強まった。また、26期間遅行する遅行線(緑線)は、日々線を下抜けしてきたことで、『逆転』となり、売りシグナル点灯した。しかし、52期間の高低の中心値の先行スパン2当日線(茶線)雲の上限がサポートとして意識され下げ止まる展開になっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線はやや売られ過ぎ過熱感は出ているものの、下向きになっており下押しバイアスが続いている。ストキャスティクスは6月中旬に高値ピークとなり、徐々に上値を切り下げた一方で円安基調が続き高値更新となるなど、弱気のダイバージェンスが発生していた。

一旦は抵抗体にサポートされ下げ渋る展開になっており、転換線や基準線も横向きでもみ合い相場が意識される。一方で、ストキャスティクスでは%DとSlow%Dが下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。そのため、抵抗体で下げ止まり反発するのか、それとも下抜けして下落基調が続くのか見極めたい。よって、今後の動きを見極める必要があり、ドル/円に関しては様子見としたい。

抵抗体から反発した場合は、転換線の135.68円や基準線の135.94円が一旦の上値目処として意識される。一方、サポートを下抜けると雲の下限の131円台前半が下値目処として意識される。

  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP