★エンベロープは、移動平均線を一定の幅だけ上下にかい離させた線のことである。価格が移動平均線から一定の割合まで離れたら反転するという考えのもとで、上昇トレンドや下降トレンドの反転の目安を分析するうえで用いられる。
日経225のエンベロープ(パラメータ:25、±1%、±3%、±6%)の日足では、プラス6%近辺まで上昇した際にストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)が買われ過ぎまで上昇していると反転の動きになりやすい。
今回もプラス6%付近まで上昇したとろで上値が重くなり、3%近辺まで上値を切り下げる展開になってきた。また、ストキャスティクスでも買われ過ぎ高水準から%DがSlow%Dを下抜けしてきた。
今までのパターンからすると、下落調整の動きになりやすいことを示している。
相場の節目に来ているので、市場動向が注視される。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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