★日経225の中期トレンドを示す週足では、21年9月17日週の高値30,795.78円を起点として21年11月19日週の高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)と22年3月11日週の安値24,681.74円を起点として22年5月13日週の安値25,688.11円を結んだトレンドライン(S1)で形成された三角持ち合いを上抜けした。また、13週SMA(赤線)と26週(青線)を上抜けしたことで、強い戻り基調となっている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%Dが上向きになりSlow%Dを上抜けしてきたことで、下落基調からのトレンド転換の様相となっている。
ただ、昨年からレジスタンスとして意識され、上値を抑えてきた52週SMA(緑線)まで上昇してきたことで、明確に上抜け出来るかが注目される。
今回も52週SMAの上抜けに失敗すると、戻り上値の重さが意識されることになり、重要な相場のポイントになっている。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)