★くりっく365株のNYダウから日経225を差し引いた価格差をボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足から、NYダウと日経225の価格差から割高・割安を分析する。
今年に入ってからは、概ね±2σ近辺まで到達した時にストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)が買われ過ぎ・売られ過ぎまで上昇・下落すると反転することが多くなっている。
現状ストキャスティクス・スローでは、%D:96.10%、Slow%D:94.57%と割高感が強まっており、%Dもわずかに下向きになってきている。そのため、上値が重くなってきている。
価格差もプラス1σを一旦上抜けしたものの、その後は横ばいからやや下向きになってきている。
ボリンジャーバンドは±3σのバンド幅が縮小するスクイーズしてきており、バンド幅が拡張するエクスパンション待ちの様相となっている。
価格差も横ばいになってきており、戻りの勢いも鈍化傾向となっている。
価格差が明確に下向きになるようなら、NYダウと日経225の価格差の縮小転換となりやすく、NYダウ売り・日経225買いのポジション構築となる。
一方、再び価格差が上向きになるようなら、NYダウ買い・日経225売りのポジション構築となるが、ストキャスティクスで買われ過ぎ過熱感があることから、トレンド反転には注意が必要となる。