★日経225の長期トレンドを示す月足では、21年8月安値26,954.81円のダブルトップネックラインでもみ合う展開が続いていたが、下放れの様相になってきた。
また、12ヵ月SMA(赤線)と24ヵ月SMA(青線)を下抜けたことで、下押しバイアスが強まりやすい。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが上向きになっており、Slow%Dをわずかに上抜けしてきており、持ち直しの様相になってきた。明確に%DがSlow%Dを上抜け出来るかが焦点になる。
戻り場面では、24ヵ月SMAの27,242.04円や12ヵ月SMAの27,589.43円が戻り上値として意識される。一方で、下値では18年1月高値、18年9-10月高値、19年12月-20年2月高値が位置している24,000円近辺が下値目処として意識される。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)