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日経225は三角持ち合いの呪縛から抜けられず!

2022.06.28

 

★日経225の中期トレンドを示す週足では、21年9月17日週高値30,795.78円を起点として21年11月19日週の高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)と22年3月11日週安値24,681.74円を起点として22年5月13日週安値25,688.11円を結んだトレンドライン(S1)では三角持ち合いの様相となっている。

22年6月3日週にはR1を上抜けて上放れの様相となったものの、翌週の6月10日週には52週SMA(緑線)がレジスタンスとして意識され上値を抑えられると、一転して翌週には大幅下落となりS1を下抜け下放れの様相となった。しかし、前週は下ヒゲを残してS1を回復する展開になった。

そして、今週は再び三角持ち合いの上限上抜けトライとなっているものの、13週SMA(赤線)の26,917.43円26週SMA(青線)の27,049.81円が上値をブロックする形でレジスタンスとして意識されている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も%DとSlow%Dは緩やかに下向きとなっており、下押しバイアスが強まってきている。

三角持ち合いから上下に放れると、一般的には大きなトレンドを形成することが多い。しかし、そうならずに三角持ち合いの中に押し込まれる展開になっている。

ただ、このままで進むと7月中旬前後には三角持ち合いの頂点となってしまうことから、それまでに上下に放れるのか、それとももみ合い相場が継続するのか動向が注目される。

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