★日経225の日足では、2021年9月14日高値30,795.78円から15%下落の26,176.41円ラインを挟んでもみ合い相場となっている。相場的には高値から20%超下落する24,636.62円を下抜けすると弱気相場へと転換するため、相場の節目になりやすい。
22年3月9日安値24,681.74円を起点として5月12日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けしてきたことから、下落基調が続いてることを示している。また、S1がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
ただ、上向きになってきた5日SMA(赤線)がサポートとして意識されており、短期的には一旦の戻り基調となっている。
米国主要3指数では、S&P500とナスダック総合指数は高値から20%超下落しており、弱い気相場入りとなっている。一方、NYダウの高値から20%下落は29,562.12ドルとなっており、昨日の終値30,677.36ドルとなっていることで現状は下回っていない。NYダウも弱気相場入りとなるようなら、日経225にも影響を与える可能性があるので注意が必要となる。