★エンベロープは、移動平均線を一定の幅だけ上下にかい離させた線のことである。価格が移動平均線から一定の割合まで離れたら反転するという考えのもとで、上昇トレンドや下降トレンドの反転の目安を分析するうえで用いられる。
日経225のエンベロープ(パラメータ:25、±1%、±3%、±6%)の日足では、マイナス6%近辺まで下落した際にストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)が売られ過ぎまで低下していると反転の動きになりやすい。
今回も昨日マイナス6%の25,420.73円がサポートとして意識されると引けにかけて下ヒゲを残して終了した。そして、ストキャスティクスでも売られ過ぎ過熱感が出ていたことから、反転の条件が揃ったことから本日は反転の動きになっている。
ただ、上値ではマイナス3%ラインの26,214.57円がレジスタンスとして意識され上値を抑えている。本日このラインを上抜け出来るかが焦点になる。
今回も今までのパターンからの反発になっていることから、今後もパターンを注視していきたい。