★トルコリラ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、±3σのバンド幅が縮小するスクイーズ状態となっており、相場が煮詰まってきていることを示している。
下向きの21日SMA(黒線)は、レジスタンスとして意識され上値を抑えている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DとSlow%Dは緩やかに上値を切り下げる下落基調となっている。
そのため、スクイーズ後のエクスパンションでは下放れの可能性が高くなっている。
今週末24日前後には雲のネジレがあり、トレンドは反転や加速など相場の節目になりやすい。23日にトルコ中銀による政策金利が発表されることから、失望によるトルコリラ売りが強まる可能性も残る。ただ、政策金利の据え置きは市場予想通りとなる。外貨準備高のネット残高の減少を見込んだ、投機的のリラ売りの動きには注意が必要となる。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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