★日経225の中期トレンドを示す週足では、前週に三角持ち合い上限のトレンドライン(R1)上抜けしたものの、52週SMA(緑線)がレジスタンスとして意識されると押し戻される展開になった。そして、今週は下限のトレンドライン(S1)を下抜けする展開になってきた。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが下向きになりSlow%Dを下抜けしてきたことで、下押しバイアスが強まってきている。
三角持ち合いからの下抜けとなってきたことで、下押しバイアスが強まりつつある。
下値では、3月11日週の24,681.74円や200週SMA(紫線)24,512.49円が下値目処として意識される。
一方、早々にS1を回復出来るようなら、再び三角持ち合いの中での動きになりやすい。ただ、7月下旬には三角持ち合いの頂点になることから、上下のトレンド発生になる可能性もある。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)