★メキシコペソ/円の日足では、6.20-6.51円のレンジ相場が続いていたがレンジ上限をじわりと上抜けしてきた。そのため、上値追いの動きになるかが注目される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、上値を切り下げる動きから%DとSlow%Dが上向きになってきており、もみ合い相場から上方向にバイアスが強まっている。
そして、3月31日安値6.075円と4月27日安値6.200円を結んだトレンドライン(S1)を上抜けしているため、S1を下抜けするまでは上昇基調は継続しやすい。
ただ、200日SMA(緑線)とのかい離幅が大きいことから、下落調整するような市場になった場合は大きな下落調整となりやすいので注意が必要。
上値目処を見ていく上では、ストキャスティクス・スローの動きが参考になる。%DとSlow%Dが93%前後まで上昇後に下向きになると短期的な調整局面になりそうである。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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