★南アランド/円の中期トレンドを示す週足では、4月29日週に13週SMA(赤線)まで下落したものの、上向きの同SMAがサポートとして意識され下支えする展開が続いている。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、買われ過ぎ高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きが継続しており、下押しバイアスが強いことを示している。
11月26日週の安値6.930円と4月22日週高値8.745円をフィボナッチ・リトレースメントと白銀比率で分析すると、23.6%押しとなる8.317円が13週SMAとともにサポートとして意識される。
そのため、23.6%押しと13週SMAを下抜けると、50.0%押しとなる7.837円が次の下値節目として意識される。
50.0%押しは相場の節目として重要なポイントになる。下抜けると売りが加速しやすくなる。
一方、このまま13週SMAで下げ止まるようなら、上値にある白銀比率29.8%押しの8.204円や23.6%押しの8.317円が上値目処として意識される。
相場の節目にあることから、反転するか下抜けするか見極めていく必要がありそうである。