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日経225の長期トレンドでは相場の節目!

2022.05.02

 

★日経225の長期トレンドを示す月足では、ダブルトップのネックラインとなる21年8月安値26,954.81円を挟んでもみ合い相場となっている。また、上値を下向き12ヵ月SMA(赤線)の28,015.14円がレジスタンスとして意識される一方で、下値は上向き24ヵ月SMA(青線)の26,660.77円がサポートとして意識され下げ止まる展開になっている。

しかし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、価格は上昇したものの%DとSlow%Dは上値を切り下げる弱気のダイバージェンスの様相となっている。そして、両線とも下向きになっており、下落基調が継続していることを示している。

長期トレンドでは12ヵ月SMAと24ヵ月SMAの間でのもみ合い相場となっているものの、下押しバイアスが強くなっている。24ヵ月SMAを下抜けするようなら、21年9月高値30,795.78円からの20%押しとなる24,636.62円が下値目処として意識される。高値から20%押しで下げ止まらない場合は、上昇トレンドから下落トレンドへ転換した可能性が高まる。

そのため、ダブルトップネックラインや24ヵ月SMAが意識される展開が続きそうである。

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