★ドル/円の相場から一目均衡表の波動論(基本N波動)をベースに展開する値幅観測(予測)よって、その波動の均衡点(水準)を探る。ただ、均衡点は、あくまで形成された波動からバランスの良い水準であって一般的な目標値とは異なる。
2011年の安値75.55円をAとして、戻り高値2015年高値125.84円をBとする。そして、Bからの押しのボトム2020年安値101.25円をCとする。
V計算値:150.43円、N計算値:151.54円、E計算値:176.13円、NT計算値:126.95円
現在は125円台で推移しているが、バランスの良い水準のNT計算値の126.95円付近が視界に入っている。
NT計算値を上抜けすると、V計算値やN計算値の150円台が次の均衡点になる。
移動平均線では、2年SMA(赤線)が5年SMA(青線)と10年SMA(緑線)を上抜けるゴールデンクロスしており、強い上昇基調となっている。また、各SMAとも上向きとなっていることも強いトレンドを示している。5年SMAが10年SMAを上抜けするようなら、さらに強いトレンドになる。