
★日経225の長期トレンドを示す月足では、12ヵ月SMA(赤線)が下向きになりレジスタンスとして意識され下押しする展開になっている。そして、ダブルトップネックラインとなる2021年8月安値26,954.81円を再び下抜けしたものの、24ヵ月SMA(青線)の26,649.50円がサポートとして意識される展開になっている。
24ヵ月SMAを下抜けするようなら、下値模索の動きになりやすい。
2008年10月安値6,994.90円と2021年9月高値30,795.78円を結んだフィボナッチ・リトレースメントでは、23.6%押しの25,178.77円や白銀比率の29.8%押し23,703.12円が下値目処として意識される。
また、2021年9月高値とダブルトップのネックライン26,954.81円の値幅3,840.97円をネックラインから差し引いた23,113.84円は重要な下値目処として意識される。
非常に重要な相場の節目にきており、注意深く見ていく必要がある。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)