★日経225の日足では、直近戻り高値となる2月10日高値27,880.70を上抜けてきた。また、100日SMA(黒線)の27,917.14円がサポートとして意識され下支えする展開になっている。ただ、上値には200日SMA(紫線)28,274.72円や260日SMA(茶線)28,464.03円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:97.07%、Slow%D:92.73%と買われ過ぎ過熱感が出ている。ただし、上昇トレンドが続くと高水準で横ばいになるダマシが発生するので、過熱感だけで判断するのは時期尚早になる。
注目点では、200日SMAと260日SMAを上抜け出来るのか、それとも戻り回復も一服して下押し調整となるかが焦点になる。
上抜けした場合は、心理的節目となる29,000円や1月5日高値29,388.16円が上値目処として意識される。一方で、下落調整となった場合は、2月10日の高値や上向きの5日SMA(赤線)の27,670.39円と75日SMA(緑線)の27,490.69円が下値目処として意識される。
今年は3月29日(火)が権利付最終売買日となるため、今日・明日は配当狙いの買いが入りやすい。一方で、30日には配当権利落ちとなり下落しやすい。配当分は約140円程度となっている。