
★メキシコペソ/円の中期トレンドを示す週足では、もみ合い相場の上限として意識されている5.680円が今回も意識され上値を抑える展開になっている。
ただ、13週SMA(赤線)が上向きにとなり、上方から13週SMA⇒26週SMA(青線)⇒52週SMA(緑線)⇒200週SMA(紫線)の順番に並んでいることから、上昇トレンドは継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、やや買われ過ぎ過熱感が出ていることも上値を重くしている。ただ、上昇トレンドが継続しているうちは、高止まりするダマシになりやすいことには注意が必要となる。
この5.680円を明確に上抜けできるようなら、心理的節目になる6.000円や20年2月21日週に付けた6.015円が視界にはってくる。一方で、上値の重さが意識されると、13週SMAの5.5612円や26週SMAの5.5269円近辺までの下落調整となりやすい。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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