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日経225は下向き21日SMAの±1σのレンジ相場!

2022.02.17

 

★日経225のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、下向き21日SMA(黒線)の±1σのレンジ相場が続いている。ただ、現在は21日SMAがサポートとして意識される展開になっている。

±3σのバンド幅が縮小するスクイーズ状態になってきており、上下の値幅が徐々に縮小傾向にあることを示している。そして、バンド幅が限界まで縮小した後は、バンド幅が拡張するエクスパンションして上下どちらかに放れる動きになる。相場はもみ合いからトレンドが発生して、再びもみ合い相場が繰り返される。

一目均衡表の雲が上方に位置していることから強い相場と言えず、戻り場面では雲の上下限がレジスタンスとして意識されやすい。雲は先行き低下してくることから、上値が重くなる可能性がある。ただ、雲の上限を上抜けるような動きになると相場トレンドが上昇基調に転換したことになる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dをわずかに下向けしてきており、徐々に下押しバイアスが強まってきている。

21日SMAを挟んで±1σでのもみ合いが続いた後、バンド幅の縮小が限界になると上下に放れる展開が予想される。上下どちらに放れるかが最大の注目点となる。

ひとつの目安では、±1σを上下に抜けたところが放れのポイントになりやすい。

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