
★エンベロープ(移動平均線かい離率バンド)は、移動平均線に対して一定のかい離を持つ伴線を引いてバンド(帯域)を表示したものである。
日経225の25日SMA(茶線)にエンベロープ±1%、±3%、±6%、±10%の伴線を引いた。
1月27日には一時―7.40%までかい離したが、戻り基調となり、現在は-2.5%程度まで持ち直す展開になっている。
似たような展開では、昨年10月6日も-6.81%まで下落したところから持ち直す展開になった。その際は、一旦-3%ライン近辺で上値が抑えられる一方で、上抜けした後は25日SMA近辺でもみ合う展開になった。
昨年12月2日には-4.94%まで低下した音は-1.0%近辺でもみ合う展開になり、上値の重い展開になった。
過去2回の動きからすると、下向きの-1.0%である27,783円前後や、下向きの25日SMAの28,064円前後までの戻りが期待される。
ただ、25日SMAが低下傾向になっており、25日SMA近辺ではもみ合い相場が予想される。
執筆者情報
米蔵(ヨネゾウ)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。国際テクニカルアナリスト連盟国際認定テクニカルアナリストCFTe®
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